スピルリナ栄養補助食品の効用 & 優良食品(スーパーフード)

スピルリナとは ?


スピルリナ加工装置
スピルリナ加工装置

スピルリナ藻類とは ?

有機スピルリナは、太陽の光を生命エネルギーに変える単細胞の微細藍藻です。

36億年以上も前に、自然が創造した最初の生命体のひとつです。スピルリナは、そのDNAに何十億年もの進化の叡智を刻む、地球上で最初に光合成を行った生命体の子孫なのです。

顕微鏡で見ると、スピルリナは青緑色で細長い糸状体がらせん状になっています。

Algae Spirulina Microscopic

スピルリナは非常に適応力が強く、淡水や熱帯地方の泉、塩水、塩田など様々な環境に生息します。

スピルリナは栄養豊かで消化されやすく、パウダー、タブレット、カプセルとして、あるいは食品や滋養強壮製品に添加されて市販されています。

有益な藻類はたくさんありますが、この40年、 スピルリナはその栄養特性によって選ばれてきました。健康食品業界で注目されるはるか何世紀も前、スピルリナは北アフリカやメキシコで常食されていました。現在、世界中の人々がスピルリナの食料源や薬、生化学品源としての大きな可能性や効用に注目しています。

親しみを込めて「緑」と称される、スピルリナの養殖や収穫に関して数多くの研究が行われてきました。スピルリナは、身体に良い優良食品です。

スピルリナは、他の微細藻類と同様に適応力にたいへん優れ極限状況でも繁殖するため、その養殖も関心を集めてきました。栄養豊富な特性と逆境でも成長する能力によって、スピルリナは人類に栄養を与える食料源としての大きな可能性を秘めています。

スピルリナは、他の食品を摂らなくても生命を維持しうる自然食品と言ってもよいほど、バランスのとれた非常に豊富な栄養素を含む植物です。

スピルリナは、ビタミン、各種ミネラル、必須アミノ酸、炭水化物、酵素を含んでいます。また、スピルリナは前消化した少なくとも60%の植物性たんぱく質を含んでいるため、たいへん消化に優れた食品です。他のどの食品よりも高いたんぱく質を含んでいるのです。GLA(ガンマリノレン酸)などの必須脂肪酸、脂質、核酸(RNAやDNA)、ビタミンB群、ビタミンC、E、さらにカロテノイドや血液浄化の働きのあるクロロフィルなどの植物化学物質、がん抑制効果で知られる青い色素のたんぱく質フィコシアニンなど、卓越した栄養特性があります。

こうした栄養の内訳は、他の一般的なサプリメントとは比べものになりません。

どうやって育つの?

スピルリナは自然のアルカリ性の湖で繁殖します。スピルリナ養殖は、エコロジカル農業の先駆けと言えるでしょう。スピルリナ生産には太陽の光が重要で、温度と酸素レベルを注意深く測定します。

除草剤や農薬は池の微生物を殺してしまうので、藻類学者はこうした有害物質を使わずに池の環境バランスを保つ方法を研究してきました。

このような形の水産養殖が地球を再生しつつ食糧生産を行うための解決策のひとつとなるでしょう。